昨年、2013年7月13日から10月31日まで、フランス・ジヴェルニー印象派美術館で開催されました「平松礼二・睡蓮の庭　モネへのオマージュ」展はフランス内外で話題となり、会期中約7万4千人という同美術館始まって以来の入場者数を記録、大好評の裡に終了いたしました。六曲屏風3点を含む出品作品25点と、追加購入の屏風2点の合計27点、そして素描やエスキース類が多数同美術館に購入・収蔵されました。
本年は6月12日から8月31日まで、このジヴェルニー印象派美術館の平松礼二コレクションが、ベルリン国立アジア美術館に巡回展示されます。この展覧会は在ドイツ日本国大使館とベルリン国立アジア美術館との共同主催により開催されるものです。近年ベルリンは文化面での注目を世界から集めており、昨年のジヴェルニーの展覧会に続き大きな話題を呼ぶものと期待されています。日本から世界へと活動の場を広げる平松礼二の世界を是非この機会にご覧ください。